襲雷警報器コロナーム



襲雷警報器「コロナーム」の製造・販売は平成21年4月より中央防雷株式会社からオールテック株式会社へ
移管いたしました。

2012年8月20日 フジテレビ スーパーニュース にて紹介されました。
2012年9月14日 NHK総合(名古屋放送局) 金とく にて紹介されました。

多発する落雷事故を未然に防ぐ 雷警報器のベストセラー

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主な特徴

1.2種類のセンサーによって雷の状況を確実に捉えることができます。
2.注意段階〜落雷警報まで3段階の警報表示を行います。
3.センサーは小型軽量で美観を損なうことなく任意の場所に取り付けることができます。



コロナーム感知器



コロナーム受信表示盤設置例

・コロナーム動作原理について

ゴルフ場、キャンプ場、プール、海水浴場、海浜公園、遊園地、運動場、等の屋外運動施設では、安全対策として早めの避難誘導が不可欠です。山頂や高所等の作業現場では気象条件の監視も重要な安全対策の一つです。
付近の落雷によって引起される瞬間的な停電は、OA,FA機器の機能障害を招き、データ処理や生産活動に多大な損害を与えます。積極的な防衛策として、襲雷情報を把握し、瞬間的な停電状態に備える体制を場内通知する事が必要となってきました。

右上図は、典型的な雷雲で電界分布を示しており、この雷雲がA点に移動する場合、A点で観測した電界の変化を下図に示します。地表電界強度は晴天の場合は100v/m程度ですが、雷雲が接近した場合には数千v/m以上になります。
雷雲の内部で放電が始まれば電界が急変化し、A点の近くに落雷すると、瞬間的ですが雷雲の電荷は消滅し、地上付近にある空間電荷の影響を受けて、右下図Pで示すような極性の大幅な急反転現象など特徴のある変化を示します。
コロナームは半球状電極板と、コロナ針電極の2種類のセンサによってこれらの地上電界強度変化を的確に検出し、内蔵するタイマーとロジック回路により、雷雲と雷放電の状態を判断します。
このような大規模で、且つ特徴のある地上電界強度変化は、雷現象以外には起こりませんので、コロナームが誤警報や不用警報を発信する事は殆どなく、信頼性の高い監視が可能です。
 
 
コロナームが発信する警報
段階 警報の内容
第1注意報 20-30kmの距離に雷雲があり、約30分後には危険な雷雨となる可能性あり
第2注意報 雷雲が10km以内の距離に接近し、約10分後には近傍に落雷する可能性あり
落雷警報 至近点に落雷が起こる確率が高いので、緊急避難の必要がある
 
屋外水泳場に設置されたコロナーム
運動競技場に設置されたコロナーム
典型的な雷雲の電界分布図
 
典型的な雷雲の電界分布図
 

 

  上記雷雲がA点に接近した場合A点における電界変化の状況
 
上記雷雲がA点に接近した場合A点における電界変化の状況
   
  コロナームのセンサ
 
コロナームのセンサ
   
  受信表示版